ここ最近お客様から頂いたテーマとその結果を簡単に御紹介します。 皆様からこんな楽しいテーマを頂いてアクトは日々勉強させて頂いています。
包装用ラップみたいな材料 厚み10μ
この伸びのびフィルムの半分5μまで刃をいれてフィルムにパターンを作りたいんです。
本当に刃の深さが5μ入っていたかどうかは定かではありませんが、切れるか切れないかの際どい所で加工は成功しました。
『できましたねぇ?』
『できましたねぇ^ο^』
うちの商品はロール品を原反のまま出荷するかせいぜいスリットして納品してたのだが、ここ最近、任意の形状にプリカットして納めてほしいという要望が多いんだ。だからなんとかしてくれ。
ただうちのは単層品だからセパレーターのかわりに余ったPEマスキングテープ貼ってみたよ。
とりあえず、これでハーフカットしてくれたまえ。
「え゛〜」
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「やってみます。」
PEマスキングをセパレーターのかわりにして製品(100μPET)を抜くなんて、…
大方の予想では、マスキングが逃げて抜きムラがでるであろうという方向だったが。
「上手くできました」
多少機械的に細工はしましたが、大方の予想を裏切ってきれいに仕上がりました。
『通常の抜き加工は、抜き取った部分(A)が製品なんですが...?』
『うちは、抜いて残った部分(B)を製品にして、真ん中はいらないの。あらかじめ外しておいてくれ』
『ムズかしそうです でもやってみます』
試作繰り返す事 数十回
『ゆっくり回してようやくできましたよ!!』
『遅いんじゃ意味ないよ。たくさんほしいんだから』
『…………。』そうですよね
試作、繰り返す事数え切れない回。
『お客さん。毎分50Mでできる様になりました!!』
『(スゲーな)早くできるなら単価も下がるよネ』
『それは…』
“初めまして うちの製品はpet50ミクロンと金属箔の2層品なんですが、
下の金属箔をを残して上のPETをハーフカットしたいんですけど。”
『はい、うちは抜き屋です。喜んで^^』
『ところで金属箔の厚みは?』
『5ミクロンです』
『・・・・』
刃型ではムリな様な気が・・・。
半信半疑でやってみました。
案外うまくいきました。金属箔に若干刃型の跡が残りますが、きれいにできました。
『お客さんできました。これでダメなら他にも対策考えてあるのでそちらもやってみましょう』
『これでバッチリです』